
釣行後のロッドメンテナンス
先日、初心者の弟子ちゃんと3人で釣りに行ったのですが、片方にタックルを貸して使い終えるとウェットティッシュで一生懸命拭いている。
途中で「拭かなくていいから」と言ったのだけど、そうか!貸してもらったから綺麗にして返そうとしたんだなと気づきました。
よく考えたら釣行後のタックルメンテナンスを教えてないの分からないのが当たり前ですよね。
海で使ったら必ず潮を洗い流しましょう
ロッドのメンテナンスと言ってもそう大げさなものではありません。
海で使ったら必ず潮や汚れがロッドに付きます。糸が通るガイドがステンレスといっても潮と汚れが付くと錆びてきます。
ガイドをくっつけている根本から錆びてくると厄介です。

長く使っていくと透明のウレタンでコーティングされているところがちょっぴり割れて海水が入り込み錆びてくると細い根本が折れたりします。
ですから、ガイド部分1つづつキッチンの水道水やお風呂のシャワーで洗い流せばいいだけです。
リールは必ず外してくださいね。

そして、ピュッピュッと空キャストをして水分を飛ばすか、柔らかいタオルでこすらず水分を取って終了です。
もっと綺麗にしたい?
ガイド部分は40度程度のお湯で洗い流すとさらに良いですよ。
汚れていても取れやすくなりますし、潮の結晶ができていても綺麗に洗い流せます。
さて、注意点はタオルなどでゴシゴシ拭かないことです。凄く綺麗になる気がするのは分かりますが、ロッドの表面に細かいキズが付きますし、ロッドに塗装がしてある場合は細かいキズで表面が濁ってきます。
もちろん、EVA素材のグリップは歯ブラシで強くゴシゴシしても大丈夫。

リールを取り付けるリールシートもお湯をかけてクルクルすると潮が溜まってきません。

但しコルクのグリップは固く絞ったタオルで拭く程度にしましょう。コルクは水分が大敵ですから。
半年に一度位はガイドリング(黒い輪っか)部分を歯ブラシで軽くゴシゴシすると汚れが溜まってきません。
あちらで何度かコメントさせて頂いた者です。
こちらのブログも非常時に分かりやすくて、勉強になります。
自分はケミカル沼に首まで浸かっていまして、最近はレスポグリースが気になっていました。
師匠は、IOSグリスとアブグリスの混合に落ち着かれた様ですが、過去に記事にされていた、「レスポグリース」やAZのマルチパーパスグリス+アブグリスの再評価して頂けると嬉しいです。
仙台つりっこ太郎 様
毎度(笑)コメントありがとうございます。
ギアグリス沼にから出るのは大変ですよ。
私は脱出しました~!
まず、レスポグリースはやっぱりチャリンコ用ですね。
私もネバネバが良いかなと思って使ってみましたが、糸は引くくらいまとわり付きますが巻き心地や消音効果がありませんでした。
次にAZのマルチパーパスグリスは塗った瞬間は良いのですがスカスカ感がありちょっと使えませんね。
アブグリスに関しては単体ではサラサラ過ぎて巻き心地や消音性に欠けます。ギア自体は守ってくれるとは思います。
IOSグリスはやっぱり良いです。ですが綺麗に薄く塗らなくてはいけません。ちょっとでも厚い塗ると、とたんに巻きが重くなり使用感が悪い。
私の沼脱却方法は、海で使用している事もあり、釣行後は水抜き穴から水道水を流し込み他の穴から排出。その時にハンドルを5~10回程度回します。
水を切って乾いたらバラしてギアグリスアップ。
2度めの洗浄でグリスアップする場合もあります。
この場合はシマノのACE-2がベストです。
これで巻き心地も良く消音性も確保でき満足しています。手間はかかりますが安くも済んでます。
洗浄をあまり頻繁にしない場合は、IOSグリス70%・アブグリス30%を混ぜたものが良いと結論づけています。
巻きの重さも軽減されて、消音効果とヌルっと感も持続してくれます。
最近はダイワのタトゥーラシリーズばっかり使っていて、シマノと比べギアとピニオンのクリアランスが緩く(笑)毎回グリスアップをすることで良い状態が保てます。
参考になれば幸いです。
すみません
非常時→非常
ですm(_ _)m
仙台つりっこ太郎 様
毎度(笑)コメントありがとうございます。
ギアグリス沼にから出るのは大変ですよ。
私は脱出しました~!
まず、レスポグリースはやっぱりチャリンコ用ですね。
私もネバネバが良いかなと思って使ってみましたが、糸は引くくらいまとわり付きますが巻き心地や消音効果がありませんでした。
次にAZのマルチパーパスグリスは塗った瞬間は良いのですがスカスカ感がありちょっと使えませんね。
アブグリスに関しては単体ではサラサラ過ぎて巻き心地や消音性に欠けます。ギア自体は守ってくれるとは思います。
IOSグリスはやっぱり良いです。ですが綺麗に薄く塗らなくてはいけません。ちょっとでも厚い塗ると、とたんに巻きが重くなり使用感が悪い。
私の沼脱却方法は、海で使用している事もあり、釣行後は水抜き穴から水道水を流し込み他の穴から排出。その時にハンドルを5~10回程度回します。
水を切って乾いたらバラしてギアグリスアップ。
2度めの洗浄でグリスアップする場合もあります。
この場合はシマノのACE-2がベストです。
これで巻き心地も良く消音性も確保でき満足しています。手間はかかりますが安くも済んでます。
洗浄をあまり頻繁にしない場合は、IOSグリス70%・アブグリス30%を混ぜたものが良いと結論づけています。
巻きの重さも軽減されて、消音効果とヌルっと感も持続してくれます。
最近はダイワのタトゥーラシリーズばっかり使っていて、シマノと比べギアとピニオンのクリアランスが緩く(笑)毎回グリスアップをすることで良い状態が保てます。
参考になれば幸いです。
返信ありがとうございます。
グリースだけで、数十種試しているのですが、今のお気に入りグリースは、オメガ77です。
凄くヌルヌルした巻き感になるのですが、ギアノイズがあるジリオンTW1516XXH(OHの勉強の為に敢えて落札)は、完全には解消されませんでした。勿論、ベアリングは全て交換し、マグシールドレスです。
師匠のブログを拝見させて貰って、ドライブギアとピニオンギアの交換しかないと踏んではいるのですが、メーカー修理対応なのが、ダイワのダメな所ですよね。
SLPのギアレシオチューンも、考えましたが、4000円強位だったのが、いつの間にか値上がりしてるので、躊躇していました。
レスポグリスが大本命で、安価なマルチパーパスグリスも良さそうだと期待していたのですが…
うーん残念です。
偏屈な性格なんで、他の方が余り使用していないグリスを使いたい願望があるんですが、やはりIOS+アブグリスが良さそうですね~
仙台つりっこたろう様へ
安心して下さい!IOSとアブグリスの混合グリスを使っている変態はほぼいません(笑)
ダイワのベイトリールは釣行前に毎回ギアのグリスアップをするとギア鳴きやゴロツキを抑えて釣りができます。
ギア、ピニオン交換をダイワに出してもしっかり直ってこないかも知れません。だけど、ギア、ピニオン交換して、釣行前にグリスアップや古いグリスを筆で脱ぐいとりグリス交換をしているとピニオンギアの磨耗を最小限に抑えることができます。
なので、分解も安心のギア側サイドカップのタトゥーラシリーズを私は好んで使っています。