
並継ロッドの継ぎ目をちょい修繕!
今回は愛用しているシマノ「19ソルティーアドバンス ロックフィッシュ B76M」の継ぎ目を修繕をすることにしました。
ちなみに2ピースロッドで並継です。
並継って何?
複数のロッドを継ぎ1本のロッドにする。。。
簡単に言うとバット側(根本側)に少し細い先端ピースを突き刺す継ぎ方です。
この並継はパワーが必要なロッドに採用されています。

他にも印籠継ぎや逆並継ぎがありますが、低価格~中価格帯のシーバスロッドやバスロッド、エギングロッドに採用されているのは印籠継ぎが多いようです。
私を含む中級者まではあまり継ぎ方については意識しなくて良いでしょう。
安価ロッド並継の弱点
昔の安価なロッドでも並継が多かったのを記憶しています。バット部の繋ぎ目が弱く裂けてくることがありそこから折れることも経験しています。
最近のメーカー品ではそのような事はほとんどありませんが、少しずつの継ぎ目が広がってきて先端ピースが中に入り過ぎる事が起こってきます。


これは、力を入れすぎてしまって広げてしまうということが原因ですが、キャスト時に抜けてしまうのが不安で「ギュー」っと刺してしまいます。
ミドルクラス以上のロッドでは、数年使用する位では気になる事はありませんが、安価なロッドではやはり広がってしまいます。
数年は使える応急修繕
もちろんメーカーへ修理を出すほうが良いに決まっていますが、1万円ほどのロッドにメーカー修理の費用を捻出するより新しく同じロッドを購入する方が良いと思います。
ですが、サラリーマンの悲しさか、簡単にロッドを購入することはできません。
なので、1,000円以内の費用で数年使えるように修理することにしました。
ようは、継ぎ目を塗装して肉厚化すれば良いのです。
簡単!修繕方法
市販で売っている「つや消しブラック」のラッカースプレーを継ぎ目に塗装するだけです。
もちろん、繋ぎ目以外に塗料が掛からないように養生もします。

塗装方法
特に注意する点は一度に厚塗りをしない事です。うす~く、3~4回ほどに分けてスプレーをします。

1時間ほど乾かしてロッドに刺してみます。目的の位置にしっかり止まれば良し!
まだ、足りなければもう一度スプレー!
厚すぎたらサンドペーパーでロッドを回しながら削ります。
私の経験ではこれでも少しずつ継ぎ目が入っていきますが1~2年ほどは保ちます。でも、そのうちに継ぎ目が裂けてくることは避けられませんのでその時は、同じロッドのソルティーアドバンスかハッドロッカーBBを購入する予定です。
完成!

我ながらなかなか良い出来です!
まとめ
自分でロッドを修繕すると愛着が湧きます。
しかも、ほぼ毎回の釣行に使って修繕を含めて4~5年も快適に使えれば1万円の元は取れているるというより、非常にコスパに優れたロッドだと思います。
ですが、ある程度の価格帯のロッドは素直にメーカー修理に出しましょう(笑)