
12年前のスコーピオンXTを「ヘチ&探り用」にセッティング!
今度、能登の志賀町(西海漁港)にブラザーと釣りをしに行くことになったんですが、黒鯛は居そうだし、根魚も潜んでいそう。
ということで、ちょっとマニアックですが「10スコーピオンXT」をヘチ&探り釣り専用リールにセッティングしました。
ヘチ釣りセッティング

リールは平成の名機の10スコーピオンXT 1001です。
はじめてキャスティングが気持ちいいと感じさせてくれたベイトリールです。
ギア比変更

純正の6.4ギアからKTFの7.9ギアへ変更。これでハンドル1回転に79cm巻き上げることができますので、巻き合わせ時に強い力が伝わり硬い口の魚でも楽にフックを貫通させることができます。
また、ジュラルミンギアなので軽量化にも繋がり持ち重り等の疲労も軽減できます。
もちろんドラグワッシャーもカーボンワッシャーへ変更。
スプール交換

ヘチや足元を探る釣りなので遠投は必要ありません。また、軽量シンカーを使用するつもりですので夢屋のシャロースプールに変更。
ベイトフィネス的に使用できるスプールなので、3.5~6gのシンカーがスルスル落ちてくれて、さらに、軽量化も同時に行えます。
スプールベアリングの交換

純正のスプールベアリングは静かでよく飛び非常に良いベアリングですが、ここはヘッジホッグの「AIR BFS ベアリング」に交換しました。
これで軽量シンカーでも”スー”っと落ちて行ってくれます。
ハンドル交換

昔のスコーピオンDCのハンドルと16スコーピオンのハンドルノブを組み合わせて交換。パワーと軽量化の両方が良い具合にマッチします。
軽量化について
純正では190gですが、今回のセッティングでは176gまで軽量化ができました。ラインをフル巻しても179gとそこそこ軽量なリールに仕上がっていると思います。
ネックは巻き心地だけ
KTFのハイスピードギアはありがたいのですが、テンションが掛からない時はノイズとザラつきがあり巻き心地が良いとは言えません。
ですが、魚が掛かってしまえば巻き心地等は気にならなくなりますのでヘチ等の落とし込む釣りには問題ありません。巻きの釣りではおすすめしませんが。。。
まとめ
少し昔のリールでもパーツ等を交換して専用リールにセッティングすると、現役バリバリのベイトリールに変貌します。それが様々な釣法があるソルトでのベイトリールの楽しみ方の一つでもあります。
初心者の方はベイトリールに早く慣れて、好きになり、自分でバラしてメンテナンスができるようになってから挑戦してみて下さい。楽しいですよ~。
あっ、そうそう、足元~中距離までカバーできる「SLX MGL 71XG」を中古で購入しました。

軽くオーバーホールをしたらほぼ新品のようになりました~。こんな事もできるようになりますよ。
このリール素晴らしいリールです。即一軍選手決定です!