
一歩先ゆくブラクリ仕掛け
ブラクリ仕掛けに虫餌やイカ・サバの切身を付けての穴釣りは簡単で楽しい釣りです。
老若男女が楽しめる釣りは”これしかない!”と言っても過言じゃありませんよね。
しかーし!
同じブラクリ仕掛けで穴釣りだけじゃなく、ちょい投げもできちゃう安価な仕掛けを教えちゃいます。
目次
まずは基本のブラクリについて
各メーカーが色んなブラクリを発売していますが、概ね釣具店では3個入で300円前後で売られています。
こんなやつ。

最初からオモリと針がくっついているので、ラインにチチワ結びを作り繋げます。もちろん輪っか状の所に結んでも良いですよ。
お気楽に穴釣りが楽しめるので良い仕掛けですね。
市販ブラクリのデメリット
ただデメリットがいくつかあります。
針が交換できない
テトラ(消波ブロック)や障害物の穴に落としていくのですが、針先がその障害物に刺さって軽い根掛かりがよく起こります。
そうすると針先が丸くなりせっかく魚が餌をくわえても、口の周りに針が貫通せずにバラシが頻繁に起こってしまいます。
この市販のブラクリは針が交換できないためブラクリを交換しないといけません。
鋭い針先に重点を置いた場合は1時間に最低3個は交換しないといけません。アタリを楽しむだけであればそのまま使い続ければ良いのですけどね。
オモリの重さと針のサイズを選べない
それぞれメーカーの規格でできているブラクリ仕掛けですから、オモリの重量と針のサイズは選べません。
2号より3号、3号より4号とオモリが重くなるにつれ少しずつ針のサイズが大きくなります。
少し重いオモリに小針をとか、軽いオモリに大きめの針をとかはできません。
回転がおさまらない
再度同じ穴に落とし直そうとしてブラクリを引き上げたら”クルクル”と回転していることがあります。
そのまま投入すると回転が収まるまでは魚は喰ってきません。
もちろん落としている最中もオモリがぶつかると回転しています。
回転するのでキャストに向かない
ほんの少し沖に沈みテトラがあるとします、もちろん市販のブラクリでもキャストはできますが、回転していると良型の根魚は喰ってきません。
ですから、少し遠くに投げてキスも狙えるシチュエーションでも、回転するとキスは喰ってきません。
たまには釣れますがコンスタントに食わせることは難しいのです。
デメリットを無くしたブラクリ
デメリットを全て解決する場合は自分でブラクリ仕掛けを作れば良いんです。
しかも超簡単です。
材料は全て”釣りの上州屋”さんで購入できるので安心ですね。
基本はこの3つ

超簡単!作り方
ラインに丸型オモリを通してHPローリング(スナップサルカン)に結びます。
そしてスナップにカン付き針を通して完成!
簡単でしょ(笑)

これで穴に落として針先が鈍くなっても針だけ交換できます。なので、魚の口へ鋭く貫通するので釣果も上がります。
また、キャストしてもオモリだけ回転するので魚に違和感が減ります。サルカンも回転するので餌が回転することをダブルで抑制されます。
もちろんオモリや針のサイズも自分の好みで調整が可能です。
オモリが動くのが嫌な方はウキ止めをオモリの上に付けてもいいし、スナップだけのバージョンでも良いですよ。
これで全ての弱点を克服できました。
アレンジをしてみました~
オモリの形状や発行玉を付けてアレンジもできますよ

発光玉ソフトは夜光タイプなのでやんわり光って魚の興味をそそります。

ケイムラ玉ソフトは曇りの日でも紫外線に当たると発光します。
ナツメオモリにすることで遠投も楽になりキスも狙えちゃいます。

ちょっとおふざけモードですが、とにかく目立つこと受合いですね。もしかすると魚の眼と勘違いするかもしれません。

まとめ
中通しの丸玉オモリとスナップサルカン、カン付針で穴釣りもちょい投げもできるブラクリが出来上がりました。
アレンジも楽しく、釣果も上がり、しかも安価に作れる。もう、根掛かりも怖くありませんよね。
穴だけでなく、テトラ周りもジャンジャン狙っちゃって下さい。
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