初心者のためのベイトリールケミカル

初心者のためのベイトリールケミカル

2022年10月12日 0 投稿者: ちょい投げ師匠

海でベイトリールを使用して釣りをしていると時々「オイルとグリスは何を使っています?」と聞かれます。

ベイトリールを海で使う場合はメンテナンスが重要ということは皆さんも良く解っていると思います。

今回は初級者~中級者向けにベイトリールのメンテナンスケミカル類(オイル&グリス)を紹介します。

メンテナンスケミカルを知る前に

まずはメンテナンスのためにベイトリールの部位名称やオイルを差す場所や、グリスを塗る場所を知らなければなりませんね。

部位名所を覚えましょう。

ベイトリールの部位名称

一般的なベイトリールの部位名称を画像にまとめてみました。

ベイトリール部位名称
ベイトリール裏側

オイルとグリスを差す、塗る場所は?

本来は擦れる場所やベアリング等回転する場所全てにオイルやグリスを施すのですが、実際はそこまでシビアに考えなくても大丈夫です。

オイルを差す場所

まずはスプールベアリングです。

ハンドルの反対側のパーミングカップ裏にベアリングがはめ込まれています。

ここにオイルを1滴差します。

反対側のベアリングにも刺しますが、スプールにベアリングがあるタイプはそのベアリングに、スプールにベアリングが無い場合はメカニカルブレーキキャップを外して、そこにあるベアリングにオイルを1滴差しましょう。

注意する点はスプールにベアリングがあるタイプの場合は、メカニカルブレーキにあるベアリングはグリスイン(グリスが詰まっている)なのでオイルを差してはいけません。

グリスが溶け出して少しずつ巻心地が悪くなってしまいます。

ついでにスプールシャフトにオイルを薄く塗ると尚良しですね。

次にハンドルノブの中にあるベアリング、または、ブッシュへオイルを差します。できればノブキャップを外してからネジを緩めてオイルを差すと効果的です。

面倒な時はノブの付根にオイルスプレーを一吹きしても構いません。

巻心地を重視する場合は粘度があるタイプ、軽く回って欲しい場合はスプレーオイルが良いですね。

最後にウォームシャフトの左右にあるベアリング、または、ブッシュに差します。

ベアリングの場合は粘度があるタイプ、ブッシュの場合はスプレーオイルが良いと思います。ウォームシャフトベアリングは海水を拾いやすいので通常はグリスインベアリングです。

分解してグリスを入れるのは超面倒なので、ここは粘度の高いオイルを推奨します。

オススメのオイルはこちら

私が使用しているオイルをご紹介します。

ベイトリールのメンテナンスオイル

ベイトフィネスリールにザルスリールオイルスプレー

シマノのザルスリールオイルスプレーですが、このオイルは結構サラサラなオイルです。ですから、ベイトフィネスリールのスプールベアリングに最適です。

もちろん、すべてのベイトリールにも適合しますが、若干オイル抜けが早いので遠投を多用する場合は。。。と言うことですね。

万能なシマノオイルスプレーSP-013A

このオイルはスプールベアリングとハンドルノブベアリングに最適です。遠投を多用する場合でも1日程度は楽に持ちますのでベアリングが焼き付く等の心配はほぼありません。

ですが、粘度が高すぎる訳ではありませんので、すべてのベイトリールやスピニングリールにも使えます。

SIC(セラミック)ベアリングも静かに!ベルハンマーオイル

このオイルは自動車業界では有名な超高級の高粘度オイルです。

SIC(セラミック)ベアリングで上記のオイルだと「シャーシャー」とうるさく私は無理です。

回転性能はとても良く回り(回りすぎ)通常のブレーキセッティングではバックラッシュが起こってしまいました。

試しにこのベルハンマーオイルを2滴づつ差してみると、あら不思議!静かになってブレーキセッティングも若干強くするだけで快適に投げられました。

特にベイトフィネスリールにSICベアリングだとベルハンマーグリスじゃないと使えなくなりました。

他にもグリスの代わりに使える場所もあるので購入しても良いと思います。

たくさん入っているので多分一生なくなりません(笑)

オススメのギアグリスはこちら

ギアグリスについてはこの2種類を押さえておけば間違いありません。

ベイトリールのギアグリス

シマノ メンテナンスグリス ACE-2(DG04)

こちらは粘度や保ち・静粛性のバランスが良いグリスです。どんなベイトリールにも合います。

特に頻繁にギアグリスアップを行える方には最高です。塗布する量も適当(大雑把)で構いませんし、塗布した後はヌメヌメ感も高く使いやすいんです。

価格も割りとお安いですし。

IOS グリス

このグリスは超高級グリスです。性能もかなり高い。

ですから、あまりギアグリスアップをしない方でもそこそこ長くギア潤滑を保ってくれます。

ただ、あまり厚塗りをするととんでもなく巻きが重くなってしますので、マニキュア筆等で薄く塗るのがコツです。

ギアとピニオンが噛み合う音がかなり軽減されます。

とはいっても海で使っていのならこのグリスでも4~5釣行でのグリスアップが必要ですよ。

ウォームシャフトには~

スプールが海水を拾ってきて、ウォームシャフトにはたくさんの海水が入り込みます。

なので、腐食や塩噛み防止の為にもオイル、または、グリスを塗布しなければなりません。

ベイトリールのウォームシャフトメンテ

先程もウォームシャフト両脇のベアリングは粘度の高いオイルを、ブッシュにはスプレーオイルを差すことを話しましたが、ウォームシャフト自体にはグリスを塗ることを推奨します。

ほんの少し重くなりますが、ウォームシャフトやウォームシャフトピンの腐食から守ってくれて、摩擦も軽減されそれぞれの部品が長持ちします。

とはいえ軽い巻き心地が好きな方はベルハンマーオイル、また、ダイワのリールオイルⅡといった粘度の高いオイルを差すようにして下さい。

まとめ

他にも様々なオイルやグリスが販売されています。

色々試すのも楽しいのですが、リールによって合う・合わないが結構あります。

なので、今回はほとんどのメーカー製ベイトリールに合い、十分満足ができるオイルとグリスを紹介しました。

メンテナンスを十分行い、長く気持ちよく使えるベイトリールになるか、メンテナンスを怠りシャリゴリ感がでてくるベイトリールになってしまうかはあなた次第です。