
ちょっとマニアックなタックルインプレなんぞをw
いや~、ブログ書くのも久しぶり~って感じなんですけど、ベイトフィネスからちょい遠投ブッコミなどいろんな釣りで忙しく(仕事もw)放置していました~。
人気が無かったロッド(中古)やマニアックなリール(新品)を購入して使ってみたインプレなんぞをしてみようと思います。
他にも、目からウロコのタックルバランスについてや新旧の比較も書いてみようと思います。
目次
テイルウォーク フルレンジ ワイド 71R

ビックベイトやジャイアントベイトをキャストするリールなのですが、エランワイドパワー等の遠投カゴ釣りやゴリゴリの磯釣りのパワーリールから派生したリールです。
ですから、10号(37.5g)以上のおたふくオモリや天秤オモリをぶん投げてのカレイ釣り、泳がせでの大物釣りでの置き竿(放置)にも対応できるベイトリールです。
このリールの特性や機能なんかはメーカーホームページをご覧ください。
重量に関しては260gと大きさの割に軽量です。とはいえPEラインをスプールに満タンまで巻いたら290gになりますけどね(笑)
こんだけデカい!

デカくて重いリールだけど、10年くらい前のソルティーステージ ロックフィッシュ802EXHのロッドに載せてみると。。。
スゲー!棒みたいなロッドの印象でガイドも大きめ、先重りが酷く手持ちのどんなリールでもバランスが取れなかったのにドンピッシャっ。
もちろんタックル自体の重量感はありますが、先重りも感じなくなり振り抜け感もかなり向上。やっぱりタックルバランスは重要と今更ながら感じました。
遠投性は?
10号のシンカーや40gのジグなら100m以上飛びました。ですが、ブッコミやキス釣りで使用する場合は風の影響もありますので、フルキャストせず80m程度で勝負するのが良いと思いました。
ブッコミだったら60m程度で良いので10号~12号ならキャストの負担も感じません。
注目の機能!
基本的にはブッコミで使用するのでタックル的には完璧ですが、このリールには置き竿(放置)での便利な機能が存在します。
クリックレバーと言う機能ですが、オンにすると大音量(笑)のカリカリというサウンドがします。

通常はバックラッシュさせたくないのでドラグを緩めるのですが。このクリックレバーをオンにすればクラッチを切ってラインを引っ張ってもこの機能がストッパーとなりバックラしません。
そして、魚が釣れた時に「ギャー」という音で「針に掛かって魚が走ったよー!」とお知らせしてくれます。
このクリックレバーがオフの状態でもスプールが出ていくと小さいコリコリというドラグ引き出しクリックが鳴りますよ~。
3号のPEラインが300mも巻けるので青物がヒットしても安心という訳ですね。
唯一の不満点...
巻心地ですね。
メインギアはジェラルミンギアですが巻心地は悪くないんです。
シンクロレベルワインドシステムのギア鳴きと手に伝わるギア噛みのノイズが大きめなんです。このシステム自体は好きですが真鍮ギアと樹脂ギアの相性が悪いのではと感じます。

レベルワインドを動かすだけなので樹脂ギアで良かったのでは?と思います。
フルレンジ ワイドのまとめ
使うロッドは選びますが、重めのオモリをぶっ飛ばしてゴリゴリと巻いてくるというパワーゲームや大物狙いの泳がせ釣り、そして放置ブッコミに最高のリールですね。
ちょいライト気味の遠投カゴ釣りにも適していると思います。
ダイワ HRF 81HB

次にご紹介するのは前作のダイワのHRF 81HBです。人気が無かった番手なので黄色いお店で美品8,800円で購入できました*\(^o^)/*やった
ブランクスに傷もなくガイドも錆皆無、グリップも本当に中古?と思うほど綺麗です。唯一3番ガイドのエポキシにほんのすこしクラックがあったので修理した位です。
根掛かりした時にかなり力強くシャクってみたけど折れなかったので大物が掛かっても大丈夫だと思います。
このロッドは10号程度のオモリを遠投して~の、ズル引き用に購入しました。最初は前述のフルレンジワイドを載せようと思ったのですがバランスも悪くしっくりきませんでした。
ですが、遠投やパワーゲーム用にカスタムした15タトゥーラ(245g)がバランスやパーミング感が良いのでこちらのリールをメインに使ってます。

キャスト感は?
このロッドはハードロックフィッシュ用に良くあるのファーストやレギュラーファーストテーパーではありませんでした。
レギュラースローテーパーという感じ。基本は棒のようなロッドなので10号以上のオモリじゃないとわかりにくいですが。。。
とにかく指を離すリリースポイントに幅があり投げやすいです。そして抜けも良く飛びます。シーバスロッドのラテオとよく似た感じといえば分かりやすいかも。
パワー感は?
実際にデカいやつを釣ったわけではありませんので、今までの経験で言うと80cm以上のシーバスも50cm以上の石鯛でも大丈夫だと思います。サゴシや50cm位のアイナメは余裕ですね。
感度は?
はい。ビンビンです。
これでキス釣りをしたのですが、15cm位のキスのアタリもしっかり手に伝わってきます。ズル引きだけでなくリフト&フォールでの根魚も釣りたくなりました。
HRF 81HBのまとめ
まだまだ使っったばっかりなのでしっかりとしたインプレとは言えませんが、このロッドかなり気に入りました。
太めのリーダー(6号)をしようしてもガイドに干渉することが一度もなく抜けが良く、シンカーをしっかりロッドに乗せられ軽い力で遠投も思った距離を出せる。
横の釣りも縦の釣りもこなすパワーロッドです。万人にウケるロッドではありませんが、14g~40gのシンカーにストレスを感じず快適にキャストや操作ができるロッドは久しぶりです。
いつもは折れても良いというスタイルで釣りに挑んでいますが、このロッドは折れたり破損したら困るなぁ~と思っています。
新旧HRFロッドの比較
以前にこのような記事を書きました。私もちょっと旧HRFが手元に無いんだけどなぁ~。と思っていたので今回ちょうどロッドを手に入れたので比較したいと思います。
ですが、あまり細かいところまで掘り下げることはしません。新旧共に良いロッドで気に入っているのでサクッとねw

価格について
ほぼ同価格です。
ブランクスの性能
はっきり言って私には良く分かりません。ブレーディングX(旧)と45X(新)との違いはあれどHVFは同じだし使って違いは感じませんでした。

ガイドリングの違い
やっぱり16HRFはSICリングでした。

22HRFはトップガイドはSICリングですが、その他はアルコナイトガイドです。アルコナイトガイドでも全然問題はありませんが、SICのほうがよく滑りラインにも優しい。
やっぱりここはコストダウンされてました。
エアセンサーシート
22HRFに新しく付いた機能で感度が上がるというリールシートですが、微妙すぎて私には恩恵がありません。ラテオにも付いていますが特に無くても良いと思っています。

グリップのメタルパーツ装飾
16HRF:有り
22HRF:無し

見た目が全然違います。
やっぱり16HRFのほうが高級感がありますね。
ここもコストダウンされてました。
まとめ
価格を上げずに良いロッドを作ろうというメーカーの努力は伝わってきます。高級感は損なわれてしまいましたが、使ってるうちにコストダウンされた所も今では私の中で妥協できていました。
ですが、実際に16HRFを手に取り使用してみると所有感もSICリングの安心感もワンランク上のロッドのように思えました。
どちらにせよ良いロッドには間違いありません。